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Milano Report

3年前のミラノ国際博覧会を機に、めまぐるしく都市開発が進むミラノ。新しいスカイライン、モダンな街並みにグリーンやエコ機能をふんだんに取り入れ、「人に優しい街づくり」に寄り添った企画が増える中、イベント満載だった5月のミラノをレポートします。

1)ピアノシティー・ミラノ 2018

すっかり5月のマストイベントとしてミラネーゼに定着してきたピアノシティー。7年目となる2018年は、5月18日(金) から20日(日) の3日間、昼夜を問わず、450ものイベントがあちらこちらで行われた。今年のオープニングはジャズ界のプリンセス、アゼルバイジャン出身のアジザ・ムスタファ・ザデが演奏。会場となったGAM (Galleria d’arte Moderna/モダンアートギャラリー) の庭園はファンで埋め尽くされ、初夏の夕闇にピアノの音色が心地よく響き渡った。トラムにピアノを乗せて演奏しながら走らせたり、公園など屋外演奏があったり、などは既にお馴染みだが、今年は更にパラッツィーナ・リベルティでのオールナイト演奏や、ボタニカル・ガーデンでの演奏、更には「ショア・メモリアル・オブ・ミラン」* までもが開放された。(* ミラノ中央駅の21番線から戦時中にアウシュビッツなどの強制収容所へ送られた犠牲者を記念して2013年に建設された記念博物館。)また、スカラ座で活躍する男前なピアニスト、吉川隆弘氏もお洒落なギャラリーで演奏、席が足りず庭にはみ出した観客は雨にも関わらず、熱心に最後まで聴き入っていた。ピアノシティーでは個人宅も開放され演奏会が行われる。まるで4月のデザインの祭典、ミラノ・デザインウィークさながら、新しいスポットの発見や、通常は入れない場所が公開されるなど、無償の音楽鑑賞に留まらないお楽しみが大きな魅力となって年々ファンが増え続けている。

ミラノPart-1

Piano City Milano 2018
https://www.pianocitymilano.it/about?lang=en
問い合わせ先: info@pianocitymilano.it

2)ミラノ・アーキウィーク2018

今年、2回目を迎えた「ミラノ・アーキウィーク」が5月23日 (水) から27日(日) まで開催された。インスタレーション、ワークショップ、ガイドツアー、講演会など、建築に関わる様々なイベントが行われ、建築を学ぶ学生だけでなく、多くの人が連日イベントに集まった。「建築」と聞くと「専門でないから」と関心が薄い人が多いが、実は私たちの実生活にとても根付いた分野で、今年は「未来の街」をテーマに、暮らしやすい建物、都会に暮らしながら自然を取り入れ「人間に優しい環境」を追求するという興味深い建築が多く紹介された。それもそのはず、今年の実行委員長は、「垂直の森」という都市の環境汚染対策としてグリーンで埋め尽くされたマンションを設計したことで一躍有名になったステファノ・ボエリ氏。ミラノ市、ミラノ工科大学、トリエンナーレ・デザイン美術館、フェルトリネッリ財団の協力によって実現したミラノ・アーキウィーク2018は、それぞれの会場に日本からも、伊東豊雄、藤本壮介、妹島和世など世界的に著名な建築家が登壇し、座席が足りないほどの大盛況振りだった。パリに住む藤本壮介氏は近年パリに続々と出現させている巨大でいびつな形のマンションや建物を紹介し、「デザインよりも美しいのは、そこで暮らす人々の生活そのもの」と、住む人の視点から設計したことを熱く語った。今年は国際建築展では世界トップのヴェネチア・ビエンナーレ展開催にひっかけ同時開催となった。巨匠たちのレクチャーを連日、無料で聴講できる素晴らしい企画、プログラムを事前にチェックして挑めば有意義に過ごせるだろう。

ミラノPart-2

Milano Arch Week
http://www.milanoarchweek.eu/?lang=en
問い合わせ先: milanoarchweek@polimi.it

3)身体に優しく美味しいビーガンなイタリアン!

動物性食品を一切口にしない完全菜食主義者を「ビーガン (ヴィーガン)」と呼ぶが、近年、健康や美容、更には健全なメンタル維持という理由からもビーガンが増え、ミラノの店先にはビーガン食品が多く並ぶようになった。流行を取り入れ、レストランでもビーガン対応するメニューが増えてきたが、野菜だけで「肉風」に仕上げた美味しいビーガン料理にはなかなかありつけなかったのが現状だ。そんな中、思わず「きれい!」と第一声が上がるほど盛りつけが美しく、更に食べて「美味しい!」というので人気急上昇中の「マントラ・ロー・ビーガン」が話題になっている。「ロー」とつくのは、一切火を通さない料理ばかりだからだ。オーナーのマリーナさんはアメリカの大学で海洋生物学をはじめ、エコロジーと環境保全、更に経営管理まで学び卒業したという強者。コールドプレスの野菜ジュースで身体の調子が良くなったことから、「生」に拘り、2015年にミラノで初めてビーガン・レストランをオープンし、同時にオリジナル・ジュースも販売している。海洋生物学を学んだからか、お料理には昆布やワカメといった海藻で作ったパスタが多い。ソースにはアーモンドクリームを使用するなど、十分満足できる味に仕上がっている。ワインまでビーガン。ビーガン尽くしのイタリアン、是非お試しあれ!

ミラノPart-3

MANTRA RAW VEGAN
http://www.mantrarawvegan.com/
Via Panfilo Castaldi, 21 Milano
Tel: 02.8905.8575
営業時間:12:00〜15:00、18:30〜00:00 日曜定休

4)男性に嬉しいシックなメード・イン・イタリー、スポーツウェアの誕生!

NYで、まだまだメード・イン・イタリーが愛されていることを再確認した、という「Be Around」のオーナー、キアラ・トラッツィは、なんとまだ21歳!この4月、ミラノの高級ブティック街であるボルゴスペッソ通りにショップを堂々オープンさせた。ファッション業界は断然、レディースが先行する世の中だが、現代の男性のファッションスタイルがより着心地の良さを求めつつ洗練さを失いたくない、という希望を叶えるべく、ブランドが立ち上がった。Be Around は、EコマースからスタートしSNSを駆使してネットワークを広げ、2017/18 秋冬コレクションでデビュー、2018 春夏コレクションではTシャツ、トレーナー、セーター、ジャケット、パンツなど25のモデルを発表。デザインは、メンズのスタイリストとして注目を浴びているルカ・ラレンツァが担当。イタリアでナンバーワンのアメリカ人バスケットプレーヤー、デヴィッド・モスがブランドイメージを掲げる。サイズはXSからXXLまで。ユニセックスなので実は女性も着れる。ブティックのオープンはミラノに留まらず、年内にはNYに、更に3年以内にシドニー、ヨハネスブルグ、ソウルにも展開する予定で、5大陸制覇を狙っている。気になるお値段だが、Tシャツで70〜100ユーロ、トレンチで400〜500ユーロと言ったところだ。年内にはミラノにショールーム、倉庫、オフィスを構える予定で、勢いある21歳の実業家に期待が集まる。

ミラノPart-4

Be Around
https://www.bearoundofficial.com/
Via Borgospesso, 21 Milano
Tel: 331.9518053
Email: brand@bearoundoffical.com
営業時間:10:00〜19:00 日曜定休