堀江良彰
(認定NPO法人 難民を助ける会/事務局長)
今のこの時間に、同じ地球の上で、自分たちとは全く違う環境にいる人々のことを想像すること、そ
んなことが大事なんじゃないかなと思っています。
世界には今日・明日の食事さえどうなるか分からない人や、紛争の影響で苦しんでいる人が大勢います。「そんな現実を見過ごしてはおけない」そうは思って
も、一個人ができることは限られています。
「でも、自分の時間をNGOの活動に使うことくらいはできるかもしれない」そんな気持ちから、私は難民を助ける会で働くようになりました。
多くの人が、自分にできるちょっとのことをして、それが広がっていけば、世界から貧困とか、争いとか、イヤなものがなくなっていく気がします。
2002年から始まった「ピースプロジェクト」を通じても、みんなの輪がどんどん広がっているのを感じます。
一人では世界の問題を解決することはできないけれども、多くの仲間がつながって、輪を広げることで、きっと世界のすべての人が見捨てられることなく、共に
生きる社会ができる、そう信じています。
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