JP | ENfacebook

Report

Milano Report

ワインが美味しい季節、木々も赤く染まり秋色満載のミラノより耳寄り情報をお届けします!

イタリア初!都市ワイナリーがミラノに登場!

テクノロジーとデザインの街ミラノで、本格ワイナリー「カンティーナ・ウルバーナ」 が10月12日にオープンした。「カンティーナ」 とはワイナリー、「ウルバーナ」 は都市という意味。
収穫されたばかりの葡萄を冷蔵車で運び、品質を保ったまま職人の手によって熟成される。ワイナリーと同じ熟成のプロセスだけを、ここミラノでやってしまおう、という画期的な発想から生まれた。
創設者のミケーレ・リンピチ率いるプロジェクトチームにはワイナリーのオーナーやソムリエなどが名を連ね、北はロンバルディアから南はシチリアまで、信頼できる葡萄畑から質が高く個性豊かな葡萄を厳選。運び込まれた葡萄はチステルナ (ステンレス樽) だけでなく、酸化的熟成を行うボッタ (木樽) や ジャーラ (テラコッタ樽) でも熟成され、出来上がったワインは樽から直接グラスに注がれる。
来年5月頃に出来上がる予定のオリジナルワイン第1号、「ナヴィーリオ・ロッソ (赤) 」 と 「ナヴィーリオ・ビアンコ (白)」は、3つの樽に分かれて熟成されているので、樽の違いがもたらす風味の差を試飲することができる。
また、このカンティーナで扱うワインは、酸化防止剤、亜硫酸塩の含有量がごく微量でより自然な製法を取り入れていて安心だ。都市ワイナリーの利点は、何と言ってもアクセスの便が良く直売できること。消費者にとっても都会に居ながらにして生産者の顔が見えるのはとても安心なこと。質問をしながら選び、樽から直接ボトルに詰めて購入できる。
一昔前のように空ボトルを持ってワインを買いに行き、空瓶を持参すると1ユーロ引きになるなど、クラシック回帰がブームないま、都会暮らしのミラネーゼにとても魅力的。店内ではワインのつまみに欠かせない厳選されたチーズやハム類も楽しめる。画像は2人前で20ユーロ。グラスワインは5ユーロ。ワイン専門のスタッフと共に自分好みのブレンドワインも作れるそうで、来シーズン用にオーダーしてみては??

ミラノPart-1

Cantina Urbana Milano/ Wine Collective
http://www.cantinaurbana.it/
Via Ascanio Sforza, 85/87
営業時間:月・水10:00〜21:00 、水〜土 10:00〜24:00 (日曜日 定休)

待望のオアシス、「木の図書館」 がポルタ・ヌォーヴァ地区にオープン!

ミラネーゼが14年間待ちこがれた 「木の図書館」 が10月27日にようやくそのベールを脱いだ。
アムステルダムの設計事務所、「インサイド・アウト」 が設計し、不動産コンサル企業、「コイマ (COIMA)」によって実現した巨大プロジェクト。
2004年にガーデナー建築家、ペトラ・ブライッセがコンペで優勝しプロジェクトが生まれたものの、2015年にコイマの手に委ねられるまで実に11年も掛かった。場所は 「ミラノのアップタウン」として近年注目のポルタ・ヌヴォーヴァ地区。既にミラノの新名所として連日ミラネーゼと観光客の憩いの場となっているガエ・アウレンティ広場の裏に広がる敷地9万5千m2 に巨大な公園が出現した。
公園の反対側のイゾラ地区には今やミラノのシンボル、ステファノ・ボエリ設計の「垂直の森」がそびえ建ち、2つの地区を結ぶこの公園は、ミラノで3番目に大きな公園となる。 「木の図書館」と名付けられた通り、500本以上の樹木と100種類以上の13万5千本に及ぶ植物が植えられ、遊歩道、アスレチック、公園、菜園、犬専用パークなどに分かれている。
またビオトープ池もあり、緩やかなスロープの遊歩道に面して池から流れ落ちる水音は何とも心地よい。この公園には他の公園と違って囲いがなく昼夜通して誰もが楽しめる設計となっているのも画期的な試み。子どもからお年寄りまで、また、周囲の繁華街で飲食を楽しんだ後に立ち寄れる公園としても、ミラネーゼの新しい憩いの場として老若男女に愛される公園となるだろう。

ミラノPart-2

Parco Biblioteca degli Alberi
Porta Nuova (Gae Aulenti広場、Isola地区、Melchiorre Gioia 通りの間
ミラノ市公式サイト
コイマ公式サイト

「木の図書館」 に寄り添うカフェ・レストラン、「パンデヌス」

ミラノ市内に6軒目となる店舗が今夏オープンし、10月末にやっと目の前の公園、 「木の図書館」 の工事の囲いが取り外されたことで視界が一気に広がったカフェ・レストラン 「パンデヌス」。
「パンデヌス」 とは、クルミパンという意味のミラノの方言で、カフェをはじめ、朝食からランチ、アペリティーヴォ、夕食、更にはアフターディナーのカクテルバーまで1日中営業している。 「パンデヌス」 は、ポルタ・ヴェネツィアの1号店がオープンした時から、ホームメードのパン類はもちろんのこと、常に新鮮な植物をふんだんに使った居心地良い空間デザインとセンス良いBGMが通りを行き交うミラネーゼを店内へと誘い込み、人気が人気を呼んで6店舗目のオープンに至った。
このガエ・アウレンティ店は、オーナーが、有名シェフのエンリコ・バルトリーニに昨年末ばったり出会ったことから、まずメルカート通りにビストロを兼ねた5軒目をオープン、そして今夏には 「木の図書館」 のプロジェクトを担ったコイマ本社の地上階に6軒目をオープンした。店舗には木材や大理石といった自然素材をふんだんに使用し、外の自然溢れる景観と調和させている。ここで出されるカフェは、イタリアのカフェ業界のカリスマ、ジャンニ・フラージによる拘りのカフェ。夜19時から23時はパンカフェがレストラン営業となり、ピッツァやパスタから肉料理、魚介料理まで幅広いメニューを取り揃えている。

ミラノPart-3

PANDENUS GAE AULENTI
http://www.pandenus.it/en/
Piazza Gae Aulenti
営業時間:月〜金曜日 7:30〜01:00 、土・日曜日 9:30〜01:00 無休

風邪の季節に特効薬!創業90年、老舗蜂蜜「オルテッリ」

黄色いミニバンが目印、朝市で人気者のステファノ・オルテッリさんは、今年で創業90周年を迎える養蜂園 「オルテッリ」を営む。
数ある養蜂業者の中でも、養蜂から販売まで全てを手掛ける稀少な養蜂園だ。祖父の時代に始まり、今は孫が3人兄弟で家族経営している。
300個の巣箱を持ち20種類以上の蜂蜜をミラノ郊外の町 トレッツォで80%、サルデーニャ島のオリスターノで20%養蜂している。店舗販売は一切なく、ミラノと近郊の青空市場 「メルカート」を毎日移動して販売。
日本でも多く手に入るアカシアも、ここの蜂蜜はワンランク上の繊細な味でミラネーゼはもちろんミラノ在住日本人の間でも大人気。サルデーニャ産の4種はユーカリ、アスフォデル、アザミ、イチゴノキで、日本ではあまり知らせていないが、例えばユーカリは炎症を抑える働きがあったり、イチゴノキ (Carbezzolo) は喘息にとても効果があったりと、薬代わりに蜂蜜を選ぶのがイタリア流だ。
味見もできるので、健康状態に合わせて味見をしてから選ぶのがお勧め。価格は500g 6〜7ユーロ、1kg 11〜13ユーロと良心的。また、一番人気の 「ドルチェ・レスピーロ」 はミント、ユーカリ、松の実、タイムのエッセンシャルオイルとプロポリス、エキナセア、ローズヒップ入りの万能蜂蜜。蜂蜜以外にも、プロポリス、冷蔵保存のロイヤルゼリー、その他、蜂蜜やプロポリス入りの石鹸やリップ、ハンドクリームも人気。90周年を迎えた今年、蜂蜜マークの新しいラベルが登場。これから生産する商品に貼られていくらしい。

ミラノPart-4

ORTELLI APICOLTURA
ミラノ市内 青空市場 8:30 〜 13:00
火:Via Fauche、木:Via Osoppo、金:Piazza Federico Bonola、土:Via Oglio

サービス紹介はこちら管理プロパティ一覧はこちら