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Report

London Report

英国政府は7月19日からロックダウンのほぼ全ての制限を撤廃すると発表し、これに伴いスポーツやイベント会場の入場制限やマスク着用の義務がなくなり、ソーシャルディスタンスや在宅勤務指示も終了。日常を取り戻し街も賑わい始めたロンドンから、今回も最新のレポートをお届けします!

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ロックダウンの緩和に伴い、美術館や映画館が再開されたロンドン。どの会場でも感染対策として館内が混雑しないよう、事前予約で人数制限をしながらの営業が再開されている。そんな中、既に世界の65都市で700万人以上の観客が訪れたという今話題の展示会が「Van Gogh Alive」。フィンセント・ファン・ゴッホの作品を光、色、音、匂いのシンフォニーで多感覚に体感できる展示会となっている。会場はロイヤル・アルバート・ホールの真正面にある、ケンジントンガーデンズの敷地内に建てられた巨大な特設テント内で行われ、入場口では「Almond Blossom」の巨大な壁画が観客を出迎えてくれる。エントランスを抜けると右手にゴッホの生涯や作品についての解説がタイムラインで展示され、続いて代表作の一つ「Bedroom in Arles」が立体的に再現されたスペースには、本物のベッドや椅子が配置され絵の中に入って写真撮影が楽しめる。外光を遮断したメインエリアには、360度様々なサイズのスクリーンが回らされ、ゴッホの暖かい色彩あふれた作品が映像ならではの趣向で次々と変化し、音楽と調和することで一層作品の魅力が引き出され、改めて作品の力に圧倒させられる展示会となっている。

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Da Marioはヴィクトリ王朝時代に建てられたベネチアゴシック様式の建物の中にあるイタリアンレストラン。ダイアナ妃を始め、マドンナ、ダスティン・ホフマン、エリック・クラプトンなど大御所セレブ御用達のレストランとしても知られ、レネー・ゼルウィガーは「ブリジット・ジョーンズの日記」で役作りのため9kg体重を増やすためここに週5日通ったこともあるのだとか。このお店が人気の理由は、クオリティーの高いメニュー、親切なスタッフ、良心的なプライス、本場イタリアのピッツェリアさながらの内装にイタリア気分が味わえるところ。ピザ、パスタ、新鮮なシーフードを使った魚料理、どれを選んでもハズレなし。28ヶ月寝かせたパルマハムはこのお店のためだけにパルマから直送されているのだとか。車海老やムール貝など魚介類ををふんだんに使ったSpaghetti Sapore Di Mareや、シーフードグリルの盛り合わせGrigliata Mista Di Pesceは不動の人気メニュー。ピザ生地は薄く均一に焼き上げられ軽い食感で耳まで美味しくいただける。ドリンクメニューにはアぺロールスプリッツをはじめワインリストも充実。地下には軽く50人は収容できそうな大きなスペースもあり、パーティーなどの予約も受け付けている。

ロンドンPart-2

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Hampsted Villageは、風変わりな路地やジョージア王朝時代の建物が多く残るロンドン有数のヴィレッジ。幾つもの豪邸が立ち並ぶ閑静な住宅街は、学者やアーティスト、メディア関係者などに特に好まれ、レストランやパブ、フローリストやブティックなど様々なお店が軒を連ねる趣あるエリア。近くには、起伏に富んだ丘陵地に手付かずの原生林が残るロンドン最大の公園ハムステッドヒースがあり、夏目漱石もロンドン滞在中にここを幾度も散策したのだとか。そこで今回訪れたのは、ヴィレッジの目抜き通りHeath Streetに看板を掲げるHampsted Antique & Craft Emporium。1967年以来ロンドンに今も残る数少ないインドアマーケットの一つなのだとか。ここには家具、セラミック、ジュエリー、収集品やノベルティ、アンティークからコンテンポラリーデザイナーのクラフト作品までバラエティあふれる30程の様々な商店が集まっている。中でも特に気になったキルト専門店Antique Textiles Campanyでは、伝統的な装飾模様をあしらったキルト、雑誌や展示会にも出品されるほど珍しい作品など、イギリス全土やアメリカから買い付けられた在庫は500点以上あるのだとか。火曜日~日曜日:11:00−5:30、定休日:月曜日

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2019年ロンドンは史上初の国立公園都市宣言を発表し、ロンドンをより緑で、健康で、野性味あふれる空間にするため、2050年までに市内の50%を緑地にするという目標を掲げている。既に3000の公園があり、市の面積の47%が緑地と言われ、13000種以上の野生動物が生息しているロンドン。このプロジェクトにより、空気をきれいにし、気候変動リスクに立ち向かい、より住みやすい都市に変えるため、様々なイベントなども開催されている。また、野生生物と生物の多様性を重んじて、英国各地では野花の牧草地で街を埋め尽くす動きも活発になってきているようで、オックスフォードやケンブリッジ大学のキャンパス内では、芝生を野花の牧草地に変えようという働きかけもあるよう。各地域の自治体が公園の芝生や道路の植え込みに野花の種をまき、蜂や蝶にも優しい環境作りに積極的に取り組んでいる。近年温暖化の影響とみられる山火事や豪雨などが世界各地で頻繁に起こり、数十年に一度と言われていたような極端な自然災害が当たり前のようにニュースで報じられる今、こういったプロジェクトを世界規模で直ちに始めるべきだと感じた。

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