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Ingram eye

24.11.8

最近の美術館とSNSの関係

Ingram eye

InstagramやXなどSNSで、美術館の作品写真が投稿されているのを見かけることも多いかと思いますが、こうした美術作品の画像が「著作権に触れないの?」と気になる人もいらっしゃるかもしれません。
最近では、美術館も展示方法を工夫しながら、SNSへの画像投稿に対して特別なガイドラインを設けるケースが増えてきているようです。

意外にも「全面的に撮影禁止」としている美術館は少なく、むしろ「撮影禁止マークがある作品のみ禁止」、「フラッシュや三脚を使っての撮影は不可」などといった条件付きで許可する施設が一般的となってきています。

画像の利用、SNS投稿についても、「著作権に注意が必要」、「投稿はあくまで個人の責任で」など、自己の責任で慎重に利用するように規定されているようです。
また「SNS投稿禁止」を強く求める施設は少数で、施設によって写真撮影はOKでも、動画撮影はNGとするケースも見受けられます。

<美術館の声(各オフィシャルサイトより)>

●森美術館
一部展示会会場では、写真撮影可。SNSシェアを推奨。

●東京都現代美術館
携帯電話・スマートフォン・タブレットでの撮影が可能です。著作権者の意向により、カメラでの写真撮影ならびに動画の撮影はできません。フラッシュ、三脚、セルフィースティックはご使用いただけません。SNSへの投稿など画像の公開は、撮影者の責任で行ってください。

●東京国立近代美術館
模写はご遠慮いただいています。所蔵作品展での写真撮影は一部作品を除いて可能です。企画展での撮影は展覧会ごとに異なります。

最後に、SNSでのシェアがアートの魅力を広める手段である一方、著作権や撮影許可の制約があるため、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスなどでアートと観覧者のバランスを取る試みが大切だと感じます。
作品へのリスペクトを保ちながら、美術館体験をSNSなどを通じて発信できる時代に合ったルールが今後は、ますます重要になると思います。

24.10.24

グリルズ

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NOW・2024年(参考イメージ)

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80-00年代(参考イメージ)

話題のグリルズってなに?
80-00年代、ヒップホッパー、ラッパーアーティストを中心に流行した、歯のピアスとも言われている“グリルズ”。2024年現在、欧米を中心にPOPなファッションアイテムとして、再び話題になっています。また、最近ではK-POPアイドルもグリルズを身につけていることから、歯に付ける新感覚アクセサリーとして10~20代のトレンドになりつつあります。

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