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Report

Milano Report

復活祭の連休で観光産業がかなり復興したイタリア!1400万人のイタリア人が旅行し、500万人が宿泊したという数字がニュースに流れました。不穏な世界情勢なため9割がイタリア国内にとどまりましたが、外国人観光客もヨーロッパを中心に戻ってきて、ミラノ市内でも2年ぶりに多言語が飛び交うようになりました。新型コロナウィルス感染症のワクチン3本接種か回復証明か陰性証明となる「グリーンパス」も医療関係などの一部を除いて5月1日からようやく撤廃。オフィスやレストラン、公共交通機関、映画館、スタジアムなどの入り口での認証がなくなり、やっと自由な暮らしが戻ってきます。ただし、「FFP2マスク」の着用は引き続きあらゆる公共交通機関で義務付けられるようです。

新コンセプトストア、パトリツィア・ぺぺ・ハブ誕生!

2月末に「パトリツィア・ぺぺ」の新しいコンセプトストア「Patrizia Pepe HUB (パトリツィア・ぺぺ・ハブ)」がブエノス・アイレス通りに登場した。あらゆる空間に柔軟に対応するモジュール構造を採用したインダストリアルスタイルのインテリアが無骨でカッコいい。斬新で珍しいコンセプトの新店舗はビッドなカラーとピンクのネオンが目を惹きつける。マンツォーニ通りにある本店とコレクションは同じだが、コンセプトストアではカプセルコレクションをメインにディスプレイされている。アクア(ウォーター)やバカンス、ロマンス、など、今シーズンのテーマごとにコーナーを分け、アクアは淡いモスグリーンや白、透き通るようなサンドカラーで展開し、バカンスはターコイズブルーやブラウン、ロマンスはシャーベットカラーやゴールド、と言った展開だ。ボリューム感、意外性のある素材、コントラストが魅力的なこのコレクションは、パトリツィア・ペペの自由奔放な精神を反映している。夏に活躍するわら編みバッグ、カゴバッグ、スニーカーやサンダルなど小物も充実。お値段はウィンドウのベージュのジャケット328€と合わせたジップアップのスウェット188€、パンツ198€、サンダル248€、わら編バッグ278€。

mirano

Patrizia Pepe HUB
MilanoCorso Buenos Aires, 16
営業時間:10:30〜19:30 (昼休み14:00〜15:00、無休)

コルソコモ・ニュース1:日本人ブランド「SETCHU」が堂々デビュー!

世界的に有名なミラノのセレクトショップ、ディエチ・コルソ・コモ。ここで新進気鋭の日本人デザイナーのブランド、「SETCHU」が今シーズンからデビューした。ニューヨークやパリ、ロンドンを経て、現在ミラノをベースとして活躍するデザイナー、サトシクワタのインターナショナルな経歴と日本人としてのアイデンティティーが融合した、正に「和洋折衷」をコンセプトとしたブランドだ。ロンドンでは、スーツの聖地、「サヴィル・ロウ」に店を構える英国王室や王侯貴族ご用達のテーラー、「ハンツマン」で選ばれしデザイナーとして雇われたという輝かしい経歴を持ち、更に名門校CSM(セントラル・セント・マーチンズ美術大学)で勉強し、パリのジバンシーではウィメンズウェアのデザイナーとして働き、イードゥンではウィメンズウェア・デザインのディレクターを、カニエ・ウェストではメンズ及びレディースのデザイン・コンサルタントも務めるなど、国際舞台で輝かしい経歴を持つ。それでいて「和」の要素も併せ持つ。人間の丸みを帯びた体に沿って裁断され縫い合わされる洋服と違い、着物は1反の反物を裁ち、縫い合わせる平面裁断なためキレイに折り畳むことができるという日本の着物や折り紙から着想を得て、「折り目」がSETCHUのアクセントとなっている。厳選された素材と最高級の仕立てにより、スッと体に馴染む着心地、流れるようなラインが美しい。2つの多様な文化が融合した、これまでにないシンプルで機能的なブランド。店内では日本人ブランドとしては歴代たった2度目(前回はイッセイミヤケ)の専用コーナーが1ヶ月限定で設けられ、お披露目イベントまで開催された。スタートから注目度の高さが伺え、これからの展開が楽しみだ。

mirano

SETCHU
c/o 10 Corso Como
Corso Como, 10 Milano
営業時間:10:30〜0:00 (無休)

コルソコモ・ニュース2:フラグランスコーナーにリチャード・ジノリ「GINORI 1735」登場!

晴れると初夏のような暑さで汗ばむ季節、外が大好きなミラネーゼは一気に外へ繰り出す。すれ違うときにいつもほのかに香る香水。ミラネーゼの日常には必須アイテムだ。コルソコモでは既存から新作の香水を一堂に会したコーナーが誕生した。その中心となるのがなんとリチャード・ジノリだ。パンデミックは立ち止まって考え新しい時代を作り出す転機となったが、テーブルウェアで有名なリチャード・ジノリもその一つ。ブランド名を「GINORI 1735」と改名し、ルームフレグランスコレクション「LCDC」を発表した。テーブルウェアの域からホームコレクションへ展開を図る一歩を踏み出した。その第一弾となるのが、カテリーナ・メディチに着想を得たルームフレグランスコレクション「LCDC」だ。フィレンツェにあるジノリの工房に古くから残されていた彫像をモデルにし、イタリア人デザイナー、ルカ・ニケットが担当。ルカ・ニケットと言えば昨年ミラノのエルメス・ブティック改装時にウィンドウを手掛けるなど人気沸騰中のデザイナーだ。フランス王妃となったカテリーナが輿入れする際の従者たちがモチーフとなり、ルカ・ニケットらしい現代的な解釈による斬新なコレクションが誕生した。「LIGHT MY FIRE」をテーマに、知恵、情熱、優雅さ、など個性を象徴する7種類で展開。そのまま置物としても使える美しい磁器のフラグランス。パンデミックの時代が生んだ、注目のコレクションだ。

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GINORI 1735
c/o 10 Corso Como
Corso Como, 10 Milano
営業時間:10:30〜0:00 (無休)

連夜賑わうシチリア料理店「スロー・スッド」

ミラノに居ながらにしてシチリアを満喫する、そんなコンセプトのもと2016年にオープンしたシチリア・ストリートフードの店「スロー・スッド(南という意味)」。4軒のレストランが競い合う人気TV番組で2020年12月に出演し栄冠を勝ち取ったことで一躍有名になった。コロナ禍だったこともありデリバリー対決だった。故郷の味を求めやってくるミラノ在住 “シチリア人” の舌を満足させ、家族の温もりを感じてもらえる、そんなアットホームな雰囲気の店だ。ミラノのど真ん中、ドゥオモ広場から伸びる賑やかなトリノ通りはいつも若い人たちや観光客で埋め尽くされるが意外とゆっくり食事をできる店がないことに目をつけた4人の若き起業家(シチリア出身3名、プーリア出身1名)がオープンし、近隣のオフィスや店舗からも連日多くの人が訪れる人気店となった。ここの人気メニューは何と言っても前菜のクロッケッテ・ディ・メランザーネ(茄子のコロッケ)(7.5€) だ。カリッと揚がった熱々のコロッケの中に甘くてトロトロの茄子とベシャメルソースが詰まっている。同じく前菜のパネッレ(7€) は、有機のひよこ豆粉とリコッタチーズ、パセリを固めてフライした伝統料理。また、トリス・ディ・タルタリーネ(3種のタルタル)(9€)は馬肉のタルタル(生肉)に3種のトッピング〜ケイパー、リコッタチーズと生ハム、ピスタチオ〜が載っていて、臭みもなく美味。パスタはトラパネーゼと言って、シチリア産アーモンド、ドライトマト、チーズ、バジルクリームを和えた1品。どれもシチリアの郷土料理だ。前菜といっても十分なボリュームで、1人1品でちょうど良い。夜9時を過ぎると満席になり、ギターの生演奏も始まって遅くまで賑わう。隣には生ハムやチーズ、シチリアの特産物を挟んだサンドイッチのテイクアウト専門店「Putia(プティア)」も併設され、常連が絶えない店だ。

mirano

SLOW SUD
Via delle Asole, 4 Milano
営業時間:12:30〜15:30, 19:30〜22:30 (無休)

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