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Report

Paris Report

2000年になった時、モンパルナスの丘の上からエッフェル塔の花火で21世紀を迎えてから24年経ったとはびっくりです。本年もよろしくお願い致します。
今年こそ全世界が平和になりますように!

Notre dame

ノートルダム大聖堂が再建されています。
あの火災からもう4年半以上が経ちます。フランスではコロナによるロックダウンが3度もあった為に、修復工事も一時中断するなど遅れも出ましたが、少しずつ完成に向けて動いています。
最近ではクレーン車が土産屋やカフェの立ち並ぶ北側にも設置され、どこもフル稼働している様子です。
いつ見ても痛々しく感じられていたのですが、屋根が塞がり、溶けて崩れ落ちてしまった尖塔部分の足場が徐々に高くなっていく様子を目にする度に、なんだか希望の光が見えてきます。そして、先日には尖塔の天辺に金色の風見鶏が取り付けられました。
2000年4月15日、夕方のニュースでノートルダムの火災を知りました。直ぐに我が家から数分ほどの大聖堂裏手の河岸にカメラを片手に駆けつけ、多くのパリっ子達と燃え続ける大聖堂を悲しみと絶望と共に何時間も眺めていたのを覚えています。
咽び泣く人や、生きているうちに再び目にすることができるかと呟く年老いたマダム。炎はなかなか消えず、黒い煙と舞い散る灰、とても長い夜でした。
火災が起き、消防士達は消火作業と同時に歴史的価値のある文化財の救出にも尽力しました。河岸から眺めた放水の様子は水が届いていないのではないか、山火事など時のように上空からヘリコプターを使えばいいのにと単純に思っていましたが、文化財のダメージを最小限に抑えるためだったのかと後になって理解しました。
当時の様子を再現したジャン=ジャック・アノー監督による映画「ノートルダム炎の大聖堂」が2022年に公開しています。
再建の完成は2024年末を予定していますが、オリンピックまでに間に合わないだろうという声もチラホラ聞こえています。

Paris Report

Lighting

今年も街中のイルミネーション、シャンゼリゼや高級店などが立ち並ぶ場所では例年通り光り輝き華やかです。ルイヴィトンは建物全体をイルミネーションで装飾しています。
しかし先日マレー地区を通った時、ロジエ通りを見ると、毎年飾られていた華やかな天の川のような流れのあるイルミネーションがありませんでした。残念です。
区役所や近所の商店、飲食店は、個々キラキラさせて頑張っていますが、商店街全体の道路の上に渡して通り全体が光っている飾りが無かったり、ややショボい感じです。昨年からの物価の値上がり、光熱費の高騰が、こんなところにも影響しているのでしょうか?予算がある商店街は、相変わらずピカピカしていますが。

Paris Report

ゴブラン

パリ13区のゴブラン界隈はタペストリーで有名なゴブラン織り発祥の地です。
モビリエ国立美術館の敷地内には、ゴブラン織りの工房も現存し、週に何度か予約制でガイドによるツアーで見学することもできます。
ギャラリーでは年に数回企画展が開催され、1月は「Les Aliénés(疎外されたモノ)」という通常よりやや小規模な展覧会が無料で公開されています。
2022年の夏にも同テーマで開催されたことがあり、今回はその第二弾です。所蔵している古い家具の中には長い間使われなかった価値のない物もあり、それらの家具に39人のクリエーター達が息を吹き込み現代アートとして甦らせました。
中には近くの大通りでも目にしたことのあるグラフィティーアーティストの作品も出品されています。背景にはコンピューターグラフィックを駆使したタペストリーやコンテンポラリーな作品群が目を惹きます。
処分するか材料としてリサイクルするしか使い道の無かった家具が見事に再生、サスティナブルかつエコロジーな時代にもマッチしています。
こちらの美術館、普段は有料ですが、月の最終日曜日が無料となるので狙い目です。準備期間中はしばらく休館になるのでチェックしてから行くのがいいでしょう。

Mobilier Nationale - Les Goblins 42 avenue des Gobelins, 75013

Jardin

『パリ植物園のイリュミネーションの展覧会』
コロナ禍の前年から冬にはこの展覧会が恒例になっています。冬の花壇は花が少なく他の季節に比べると殺風景でやや寂しいのですが、植物や動物などその年のテーマに沿って生物の巨大オブジェが、展示されています。
大きな園内の花壇や散歩道・併設されている動物園にも設置。夜になるとライトアップされ暗闇の園内に美しく幻想的な世界が広がります。昼間も十分楽しめますが、動物園の一角は有料なので日中散歩の途中で観ることが出来ず、夜のサプライズとなっています。
植物園には実際に多くの木々や植物、また動物なども居るのでこの上なく素晴らしいロケーションで堪能することが出来るのです。過去には海洋生物(Océan)・恐竜(l’Evolution)・小さな生き物(MiniMondes)たちなどがありました。
今年のテーマは「ジャングル」で、象やチーター、ワニ、ナマケモノ、大蛇、トロピカルな鳥や花が花壇を埋め尽くし、植物園がサファリパークと化しています。
お天気の良い日を見計らってチケットをオンラインにて事前購入。入口はオーステルリッツ駅に近いセーヌ川寄りのメイン入り口からとなっています。
昼間目にしていたものとはまるで別世界!広くて真っ暗な植物園に光を放った動物達や植物がその存在感を増し、幻想的な世界を繰り広げていました。中には電気しかけで動くオブジェも!時おり野鳥や動物達の鳴き声も聞こえてくるのでリアルです。さらに動物園サイドでは実際のアニマル臭も漂ってきたりします。
実によく表現された張りぼての立体オブジェで、ねぶた祭りとイメージが近いかもしれませんが、芸術性やユーモアセンスは流石おフランスといった感じです。
親子連れの子供達は大はしゃぎ、何処もかしこもフォトジェニックで皆さん写真や動画撮影を楽しんでいます。「ナマケモノ」とツーショットで写真を撮っている人達に何度か遭遇しましたが、きっとキャプション付きで笑いのネタにするのでしょう。
吹き抜けの庭園は非常に寒く、防寒対策をしっかりして、また園内の地面は土なので歩きやすい靴で行かれることをお勧めします。
期間は2024/1/21まで ・時間は夕刻18h〜22h(最終の入場21h) チケットはオンラインにて事前購入が必要です。

Paris Report

57 rue cuvier 75005 paris

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