JP | ENfacebook

Report

Paris Report

暑い暑いパリ、、、日本みたいです。
『また、ひと夏で10,000人の死者が出た悪魔の夏になるのでは!』と覚悟していたら、急に涼しくなりほっとしています。
トランプの関税率にもですが、お天気にも振り回されているパリです。
『何があってもヴァカンス命』のフランス人は夏休みに旅たち、渋滞のない静かなパリになる8月です。

花火

フランシスに数々ある祝日の中でも盛り上がるお祝いは「フランス革命記念日」でしょう。
バスティーユ監獄が襲撃されてフランス革命が始まったことを記念する日で、14 ジュリエと呼ばれ、日本では、「パリ祭」と言われている日。この日の夜は皆様お楽しみの花火です。エッフェル塔が舞台の中心になるような演出が、毎年異なったコンセプトで繰り広げられます。
今年はブラジルとフランスの文化がテーマでした。何かあると常に『ノー』と言う人がいるフランスですが、今回の花火に対しても『ノー』の人たちが、かなりいました。
理由としては、1,000機のドローンが邪魔。綺麗な花火だけでよかったのに、プンプンという音が聞こえてきています。

Paris Report

ミネラルウォーター

『地下水』しかも飲料可能の天然水が出てくる所がパリに3か所あります。その中でもなんと炭酸水が出て来る所があるのです。
12区の区役所に隣接している大きな公園の中で、オープン時間は平日は朝8時。週末祝日は9時からとフランスっぽいです。
閉館時間は季節により変わります。寒くて暗くなるのが早い冬は17時45分。
いつまでも明るい夏は21時半や20時半までこの炭酸水を無料でもらえに行けます。
『私はパリのお水を選びます。私は水筒に入れます』と大きな看板が出ています。
大きめのボトルにお水を入れているマダムがいたので、ちょっと聞いてみると「毎日ここの炭酸水を汲みに来るの。食前にレモンを入れて毎回飲むと私みたいに元気で綺麗になるわよ」と教えてくれました。
私も冷たくしてそのままいただくと微発泡で優しい発泡水でした。友人の庭のラズベリーシロップがあったので、数滴たらすとロマンティックなピンクシャンペンのようになりました。
今度は他の2箇所の地下水を汲みに行こうと思っています。

Paris Report

Nobra

夏になるとノーブラの方をよく見かけます。
若いお嬢さんはお腹が見えて乳首の形まで見える。上半身は裸のままで短いティーシャツを着ているのがよくわかります。
実は夏だけでなく年中ブラをしない人がたくさんいます。冬は何枚も着るので目立たないだけなんです。
そもそもフランスのほとんどのブラジャーは日本の物とかなり異なりペロペロ状態です。マスクのようです。日本の物はかっちりお椀でワイヤーが胸の下と側面にも入っていて「お腹から背中からお肉を集めて硬いカップに入れなさい」と下着の販売員に日本で言われた事を思い出しました。
これは日本女性の乳房は欧米人と比べて柔らかく放置しておくと脂肪分が落下や流れてしまうのでかっちりと枠に入れておく必要があるそうです。
では硬い乳房のヨーロッパ女性はなぜブラジャーをしない人が多いのか?
70年代のヒッピー時代、女性開放運動の象徴として世界的にノーブラ運動がありました。その後,ファッションの影響もあり、一応ペラペラブラでも着用していましたが、コロナの頃から「家にいるのでしなくていいこれは楽」とフランスの特に25歳未満ぐらいの女子の間でブラジャーをつけない、“ノーブラ現象”が出てきました。
ソーシャルメディアでは、「乳首開放」freethenipples やノーブラチャレンジなどを見かけます。ヨーロッパの中では若い女子のノーブラ率がドイツ1%、イタリア2%、スペイン3%に対してフランスは、なんと13%と多いようです。自由なフランス女性です。

Paris Report

オートクチュール

何度かご紹介しているYUMA NAKAZATOさん。
オートクチュール協会でたった2名認められた日本人デザイナー。一人は森英恵さんで2人目が中里さんです。彼は日本で有名でしょうか?
少し特徴的なので日本の評価はわかりませんが、フランスのファッション業界では“別格”とされています。
それはただの高い注文服ではなく未来を向いている芸術作品とされています。彼のコンセプトは「すべての人に1点ものがもたらす喜びを」と言っています。プレタポルテと違い、量産ではなく発注したお客さんのお好みと体に合わせ、上質な布地で熟練の職人が手作りする洋服ですので、もちろん製作費が重なります。
パリでファッションショーを毎回開催するのには膨大な資金力が必要です。そんな彼をサポートしているのはエプソンだとわかりました。エプソンは彼の掲げるコンセプトのもとに、環境負担を低減しながら一人一人の多様なニーズに応える高品質な衣服作りができるプロセスや技術を提供してファッション業界の進化を実現していきたいと述べています。
このサポートの中で中里さんには、今迄のファッションデザイナーと全く違った地球枠で作品を作って行ってほしいと、彼のコレクションを見るたびに思います。

Paris Report

サービス紹介はこちら管理プロパティ一覧はこちら
採用情報
友だち追加