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Paris Report

日本とは趣が違いますが、八重桜が咲いても紛争は終わりませんし、まだまだ暖房が必要なパリです。
ウクライナ戦争の件で、フランスは完全終結後の安全保障にむけて支援計画のため有志国の首相会議を開くと発表がありました。
英国とフランスは、和平後現地に部隊を派遣する用意があるとも政府は言っています。
トランプは『欧州に関税を20パーセントかける!』と言っています。軍事費に関税、欧州はどんどん貧乏になり、また税金が上がりそうなフランスです。

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ビュット・ショーモン公園

パリにも桜が咲き始め、春の訪れを感じています。
昨年ビュット・ショーモンで綺麗な桜を見たのを思い出し、久々に行ってきました。お目当ては色鮮やかな八重桜だったのですが、ここは未だ早くその代わりに白い桜に出会えました。
以前パリ生活をスタートしたばかりの方に「パリっ子達は週末どの様に過ごしているのですか?」と尋ねられました。
当時は日曜に開いているお店が少なかったので、「郊外や田舎に家がある人達は金曜の夕方からパリを離れたり、映画館や美術館めぐり、お天気の良い日には公園などで散歩ですよ」と答えると「えっ、散歩?!」と意外だという反応を見せました。
街ぶらを楽しむ人もいますが、多くの人は自然と癒しを求め公園散歩を好みます。
パリ市内ですと左岸にはリュクサンブール公園と植物園、右岸はチュイルリー公園とこのビュット・ショーモン公園などが人気の散歩スポットです。
親子連れ、カップル、学生やお年寄りも公園にやって来ます。ジョギングをする人も少なくありません。
歴史を辿ると19世紀中期、セーヌ県知事だったジョルジュ・オスマンがナポレオン3世と共に推進していたパリ市街の改造計画の一環として造られたのが19区のビュット・ショーモン公園です。約25ヘクタールの広大な公園は1867年に造園士アルファンによって造られた人工公園なのです。かつてパリの建造物に使われた石膏や石臼の採石場であったことから禿山となり、Chauve-Mont(裸の山)略してChaumont(ショーモン)とその名前に由来しています。
パリ中心部にある公園に比べるとより自然を感じる緑地の多い印象です。元々丘(ビュット)だった高台の地域ですが、公園内は30mの高低差があり、低地には湖、その中央には採石場だったことを彷彿させる断崖のヴェルヴェデール島、さらに洞窟、3つの小川が流れ、滝からは流水の音が響き渡ります。湖には鴨やカナディアン・グースなどの群れも。まさに都会のオアシスといった感じで癒されます。
またプティット・サンチュールと呼ばれるかつて市内を走っていた環状鉄道線の線路の一部も園内に残っていて興味がそそられる不思議な風景です。流石に150年以上も経ち、地盤を造ったセメントに含まれる鉄分の錆びが原因で劣化している箇所も出てきているので、数年前から改修工事の作業が進んでいます。
暖かくなるこれからの季節、ピクニックを楽しむ人が増えそうです。近々、お花見を楽しもうかと計画しています。

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老眼鏡

メガネを作る時、日本といささか違うことがあります。
まず眼科に行き検査を受けて、医師から眼鏡装用の指示書を受け取ります。ここまでは保険でカバーできます。健康保険証はカルト ヴィタル(cartelvitall)と呼ばれる緑のカードで、ICチップが内蔵されています。
ちなみに個人的に貼ったステッカーは「イスラエルの製薬会社の薬は、ボイコットします!」の意思表示です。
このステッカーを貼っておくと薬局の人は、イスラエルの薬を避けてくれます。
医療機関に行くと、このICチップを読み込んで診療情報を確認しています。服用しているお薬の飲み合わせも確認できるそうです。
メガネを作りたい人はドクターからの書類を持ってメガネ屋さんに行きます。パリでもお手頃のメガネやさんが出てきましたがちょっとおしゃなフレームはそれなりのお値段がします。
友人にしょっちゅうメガネを変える人がいます。それもシャネルなど有名ブランドのメガネです。
彼女の説明によりますと、大きな会社に勤めているので会社が任意保険をかけてくれているそうです。任意保険はメガネを医療器具として扱っているので、その掛け金分をカバーしてくれます。
彼女は年間3本ぐらいメガネを作り、夫も子供用もメガネは保険がカバーしてくれるそうです。パリでよく目につくお店は美容院と薬屋さんですが、その次に眼鏡屋さんが乱立しています。
眼鏡店は健康保険と任意保険がついているので潰れる心配がないそうです。「老眼鏡無くしちゃった」、「持ってくるのを忘れたぁ」と慌てる方がどこにでも多いようですが、パリではご心配なく。大きめのスーパーや薬局で度数違いの老眼鏡を売っています。カラフルで形も様々。日本のマダムも綺麗な色のフレームをチョイスなさってはいかがでしょうか。
薬局の老眼鏡はお手頃なので日本のお土産にお勧めです。

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パリマダム

服を選ぶ時もですが、メガネを選ぶ際にも彼女たちは、自分の肌、髪の毛や瞳の色を考えて選びます。
街角で見かけた素敵なマダムをちょっとご紹介します。
白いニットのマダムの手元には、彼女のブルーの瞳に合わせたブルーと白のグラデーションフレーム。
全身黒の装いで金髪をシニヨンにしているマダムに聞くと、「普段は赤の大きめのフレームをかけているけれど、今日は黒の装いなので黒のメガネ。太いフレームだと黒が多すぎるので細めの老眼鏡を持ってきたの」とのことでした。
サングラスのマダム、実はこれ遠近両用のメガネ。「これからエステに行くのでメイクをしていないので、お顔を隠すために大きいメガネにしたの」と教えてくださいました。
ブロンドのショートカットのマダム、「黒く太めの今風のメガネが欲しいけれど私の肌は白く、金髪なので、黒のフレームは、強過ぎるイメージになるのは嫌い」と言うことで茶色の楕円形のメガネを選んだそうです。
階段を登ってくるマダムは、一見普通のように見えますが遠近両用に変光も入れているので、お日様の下ではすぐにサングラスに変わるそう「いつでもヴァカンスに行けるように」と言っていました。
みなさま、ご自分をどう見せるか?どうありたいかをよくご存知で、流石、パリジェンヌと勉強になりました。

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ソフトクリーム

パリで見かけないのがあのすぐに口溶けするぐるぐる巻きの“ソフトクリーム”です。
グラスと言われるアイスクリームはあちこちで有名な美味しいものがありますが、ルーブル美術館のすぐ近くの商店街で、なんと!あれを見つけました“大きなソフトクリーム”です。オブジェ看板とでも言えるあれです。
まだちょっと肌寒いですがお店に突入と同時に「ソフトクリーム1個ください」と言おうとした時???普段は無い物なので適当に「une glance molle」とか「cream douce」 と言うと、「あっソフトクリームね」と言われびっくり。1個くださいというと。「あっ壊れているの、今、機械が」と言われショックでしたが、これは、パリのありありですので、しょうがなく店内を見ると、日本んのタヌキケーキのような、かわいいチョコレートケーキがありました。これは、ウケ狙いプレゼントにいいと思います。手作り感いっぱいの小さめのホールケーキは。前日までにオーダーできます。
甘いものの次は塩味。この地域は観光客が多いのですが、この辺は地元色が強く一息つけます。トーストサンドやベーグルもあるので軽いランチにもお勧めです。
次回はこちらのパリでは珍しいソフトクリームをご紹介したく思います。

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OH MON CAKE
154 rue Saint-Honore 75001 Paris

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