バディ・ホリーの名で知られるチャールズ・ハーディン・ホリーは、1950年代半ばのロックンロールの草分け的存在のアメリカのシンガーソングライター。50年代、眼鏡の10代アイドルはそのアップビート、しゃくりあげるような唱法、若々しい歌詞により、従来のリズム&ブルース、ロカビリー、カントリー&ウエスタンといった音楽スタイルに大きな影響を与えた。1957年5月に、クリケッツというバンドとして発売されたシングル「ザットル・ビー・ザ・デイ」が大ヒット。直後にソロ・シングル・デビューし、チャート1位となった「ペギー・スー」によりエルヴィス・プレスリーに続く大スターとなった。1959年2月3日、小型飛行機がアイオワ州クリアレク近郊に墜落した事故により、バディー・ホリーはこの世を後にした。この出来事は、“音楽が死んだ日”と呼ばれている。